3月19日、冲永記念ホール(帝京平成大学池袋キャンパス)にて、千駄ヶ谷日本語教育研究所グループの日本語学校3校(千駄ヶ谷日本語学校、千駄ヶ谷日本語教育研究所付属日本語学校、千駄ヶ谷外語学院)の合同卒業式を執り行いました。
式では、各校の代表者に修了証書を授与したほか、日本語能力試験などにおいて優秀な成績を収めた学生の表彰などが行われ、冲永寛子理事長は「失敗を恐れず、チャレンジを続けて」と卒業生へ激励の言葉を述べました。
卒業生代表挨拶で、本校代表のシェイカさん(カタール出身)は「国境を越えた交流を通じて、まるで別人になったように成長しました」と本校での生活を振り返り、外語学院代表のグエンさん(ベトナム出身)は「これからの道はより険しく、より歩みづらいでしょう。外語学院で勉強した知識を生かせば、それぞれが選んだ道の旅で、自慢できる成果がいつか得られると信じています」と語り、付属校代表の方さん(中国出身)は「言葉は目的を達成するための手段。日本語でこれから何をして、どのように社会に貢献するかが問われる」と国際社会へ一歩踏み出す決意を新たにしました。
先生方が制作した教職員からのメッセージ動画に学生たちは笑顔を見せ、スマートフォンで撮影するなどして、千駄ヶ谷での思い出に浸っているようでした。
最後に、本年度もコロナ禍での開催となりましたが、入場時の検温や手指消毒など、感染対策へのご協力ありがとうございました。
卒業、おめでとうございます。皆さんの夢が叶いますように。