千駄ヶ谷日本語教育研究所付属日本語学校(付属校)で11月12日、「文部科学省外国人留学生学習奨励費(留学生受入れ促進プログラム)」及び「李秀賢顕彰奨学金」の受給者として決定した学生の表彰式を行いました。学生18人が出席し、緊張した面持ちで𠮷川正則校長から表彰状を受け取りました。
今回の表彰の対象者は、文部科学省外国人留学生学習奨励費(6ヶ月)15人、同学習奨励費(1年)4人、李秀賢顕彰奨学金1人の計20人です。真剣な表情で式に臨む学生に、𠮷川校長は「未来を切り開く力にして、ぜひ夢を叶えて」と激励の言葉を掛けました。
文部科学省外国人留学生学習奨励費(留学生受入れ促進プログラム)とは、日本語教育機関などに在籍する外国人留学生のうち、学業や人物ともに優れ、経済的理由により修学が困難である学生に、学習奨励費を給付するプログラムです。成績や日本語能力などを条件に学校が推薦し、認められれば毎月3万円が給付されます。(留学生受入れ促進プログラム(文部科学省外国人留学生学習奨励費)について)
李秀賢顕彰奨学金は、2001年1月、新大久保駅でホームに転落した日本人を助けようとして亡くなった韓国人留学生・李秀賢さんを顕彰し、彼と同じ志を持つ語学留学生を支援しようと設立されたものです。出席率や日本語学習の目的などを条件に学校が推薦し、認められれば10万円が給付されます。(特定非営利活動法人LSHアジア奨学会 | アジアと日本の架け橋となる青少年育成のための奨学金)