日本で就職したい留学生たちが初めて日本の会社を見学!
2024年9月5日(木)、千駄ヶ谷外語学院の留学生14名と職員3名の合計17名が、株式会社All Aboutへ会社見学に行きました。All About Japanの編集リーダーとして働いている外国人社員3名の方との座談会やオフィスツアーの様子をご紹介します。
●株式会社All Aboutとは?
まずは、ディフェンスファーストというオフィスにある映像配信スタジオにて、株式会社All Aboutの会社紹介があり、会社の理念や目的、サービスなどについての説明をしてくださいました。
●座談会スタート
当日は、編集リーダーの方3名(繁体字・簡体字・タイ語)が座談会に登壇し、自己紹介をして下さいました。また、千駄ヶ谷外語学院の学生も、名前や出身地など、日本で自己紹介を行いました。
●質疑応答タイム
学生たちが事前にお送りしていた質問には、「仕事の難しさややりがいを感じることは何ですか?」「母国の企業と日本企業で働くことの最大の違いは何ですか?」「応募者を選ぶ際にどのようなことが重視されますか?」「新入社員の意見を尊重する文化はありますか?」などがあり、編集リーダーの皆さんが一つ一つ丁寧に答えてくださいました。
中でも「外国人留学生の未経験者でも応募資格がありますか?」という採用面に関する質問に対して「全く経験が無いという場合でも、企業のミッションに共感でき、会社への熱意や学生時代の経験など、ポテンシャルがあるなと感じた場合は、もちろん採用を検討させていただきます」という頼もしい回答もいただくことができました。
●オフィスツアー
座談会の後は、オフィスツアーに参加しました。まず、座談会で使用した配信用スタジオやPAルーム、料理関連の撮影ができるキッチンなどをご紹介いただきました。
その後は、スタジオから徒歩1分ほどの本社機能を持つ「A-PLACE」移動。中に入ると、社員のコミュニケーションスペースとしても活用されている本格キッチンにてちょうど撮影が行われており、学生たちは真剣な様子で見学していました。また、コンディションを整えるためのリラックススペースや1on1ミーティングルーム、リモートワークスペースや執務室などもご案内いただき、充実した施設環境に「こんなところで働きたい!」と思わず声が出ている学生もいました。
今回の企業見学を通じて、学生たちは日本のビジネス現場を身近に感じ、将来の就職に向けた具体的なイメージを持つことができました。特に、日本で働く上で「日本語」がビジネスシーンで非常に重要であることを再確認し、今後の語学学習のモチベーションが一層高まった学生も多く見受けられました。
座談会での質問ややり取りの中で、学生たちは自らの言葉で日本語を使いながら、一生懸命に自分の考えを伝えようと努力していました。また、学生にとって語学力だけでなく、コミュニケーション能力やビジネスマナーの重要性を再確認する良い機会となりました。
最後に…
学生たちは、今回の経験を通じて日本での就職に向けた新たな知識を得ることができ、初めての日本企業見学は、大変貴重な時間となりました。
この度の企業見学を快く受け入れてくださり、貴重な時間を割いて座談会を実施してくださった株式会社All About様に、心より感謝申し上げます。