【#千駄ヶ谷日本語学校】日本語教師インタビュー!

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今回は、千駄ヶ谷の広報が千駄ヶ谷日本語学校の専任教師、久保先生へ突撃インタビュー!

日本語教師になったきっかけや授業の詳細などを教えてくれました😊

おおかわ
おおかわ

先生こんにちは!本日はよろしくお願いいたします!

久保先生
久保先生

こんにちは!よろしくお願いいたしますm(__)m

おおかわ
おおかわ

早速ですが、改めて自己紹介をお願いします!

久保先生
久保先生

久保と申します。日本語教師になって、今年で5年目です。
今は、主に中級レベルの授業を担当しています。

ーー日本語教師になったきっかけと日本語教師になるまでーー

おおかわ
おおかわ

久保先生、ありがとうございます!
日本語教師になって、今年で5年目なんですね!
ちなみに日本語教師になったきっかけって何ですか?

久保先生
久保先生

大学で日本文学について勉強していたときに、日本語そのものに興味を持つようになって、ちょうどその大学に日本語教員養成のコースがあったので、日本語に詳しくなりたいと思って受講を始めました。

おおかわ
おおかわ

なるほど。もともと日本語教師にはなろうと思っていたんですか?

久保先生
久保先生

実は、その時は日本語教師になりたいという気持ちはあまりなかったのですが(笑)授業の一環で留学生向けの日本語の授業を見学したときに、教えている先生たちがみんな楽しそうにしていたのが印象的で、これを仕事にしたら絶対に楽しい!と思うようになったんですよね。それで、日本語教師になることを決めました…!

おおかわ
おおかわ

へー!もともとは日本語教師になるつもりはなかったけど、授業中の様子がとても楽しそうで、自分も日本語教師になっちゃったと…!

久保先生
久保先生

そうですね、日本語教師になっちゃいました(笑)

ーー久保先生の授業ーー

おおかわ
おおかわ

ちなみに、久保先生の授業(1コマ)ってどんな感じなんですか?

久保先生
久保先生

私の場合(一般的な文型の授業)は、まず出席確認をしながら、簡単な日本語で少しおしゃべりをするようにしています。これには、学生たちにリラックスしてもらうこと、それから、その日の学生たちの様子を知るという目的もありますね。あとは、授業に入る前にディクテーションをすることも多いです。ディクテーションには、正確に聞いて、書く力をつけるだけでなく、集中力を高める効果もあります。

おおかわ
おおかわ

授業に入る前からそんな工夫が…!

久保先生
久保先生

そうなんです。そして、学生たちの意識が日本語に向いたところで、その日に学ぶ文型を、使用場面とともに導入します。この時は、その文型をどんな時に使うのかが分かるように工夫しています。使用場面や意味と文型が学生の頭の中で結びついたら、文型についての文法的な解説をします。ここでも一方的に教えるのではなく、学生たちと一緒に考える時間を持つことを意識しています。あとは、いくつかのパターンプラクティスの後で、その文型を実際に使う練習や活動をします。例えば、インタビューや会話、発表、ちょっとしたゲーム、何かを書く作業など、その日の文型に合わせた形式で行うようにしています。

おおかわ
おおかわ

なるほど…!文系の導入の工夫やパターンプラクティスなど、学生が日本語学ぶための分かりやすい学習プランになっていて素晴らしいですね!ちなみに授業は何語で行われているんですか?

久保先生
久保先生

それぞれ母語が異なるので、授業は日本語で進めます。特に初級の場合は、学生たちの理解を助けるために、視覚的な資料を使ったり、ホワイトボードに絵を書いたりしています。

おおかわ
おおかわ

え!日本語で授業するんですね(驚)日本語で授業って大変なこともあると思うんですが、母語が違う学生たちに向けて授業をするときに気をつけていることってありますか?

久保先生
久保先生

コミュニケーションを取る際に気をつけていることがあって、国や地域で決めつけをせず、できるだけ学生個人を見るようにしています。「日本人はこうだよね」と決めつけられることに違和感を覚えることが私自身もあるので、国や地域という大きい単位ではなく、1人1人が「異文化」だと思いながら、それぞれの意見や考えを尊重するようにしていますね。

おおかわ
おおかわ

ふむふむ。学生個人を見る、それぞれの意見や考えを尊重する…とても大切ですね!

ーー千駄ヶ谷日本語学校のよさーー

おおかわ
おおかわ

少し質問が変わるんですが、千駄ヶ谷日本語学校の良さってなんだと思いますか?

久保先生
久保先生

まず、学校の規模が大きいところじゃないでしょうか。学生数が多い分、クラスのレベルも細分化されていて、自分に合ったレベルで日本語を学ぶことができるんです。ちなみに、千駄ヶ谷日本語学校では8つのレベルに分けられています。そして、どのレベルでも「日本語を使って何かができるようになる」ことを意識した授業が行われていますね。さらに、JLPTやEJUに特化した授業はもちろん、大学院のための授業や、日本文化を学ぶ授業、卒業後にも役立つ授業など、レベルや学期ごとにさまざまな選択クラスが用意されています。

おおかわ
おおかわ

自分に合ったレベルで学べるのはいいですね。選択クラスも豊富で魅力的です!

久保先生
久保先生

あとは教員の数が多いところでしょうか。チームティーチング制を採用しているので、在籍中にいろいろな先生の授業を受けられます。教員は、年齢も経歴も様々で、得意分野を持っている場合もあります。日本語以外にもいろいろなことを教えてくれると思いますよ。

おおかわ
おおかわ

日本語の勉強以外のことも教えてもらえるのも、学生にとってはメリットがありますね!

ーー具体的な進路指導ってどんなことをやるの?ーー

おおかわ
おおかわ

千駄ヶ谷日本語学校の留学生は、大学や大学院、専門学校に進学する学生が多いと思いますが、具体的にはどんな進路指導をされているんですか?

久保先生
久保先生

そうですね、志望理由書のチェックや面接練習はもちろん、提出書類のチェックや入試のスケジュールの確認など、学生が安心して受験に臨めるようにサポートしています。それから、志望理由書や面接の受け答えについては、こちらがすべてを完璧に添削するスタイルではなく、学生の考えを引き出しながら一緒に考えるようにしていますね。

おおかわ
おおかわ

へー!進学のための手厚いサポートがあって学生は安心ですね。
なぜ千駄ヶ谷日本語学校の進学実績が高いのか納得です!

ーー久保先生が心掛けていることーー

おおかわ
おおかわ

日本語教師の話に戻りますが、久保先生が留学生に日本語を教える際に心掛けていることってありますか?

久保先生
久保先生

「必要以上に教えすぎない」ことを心がけています。
学生自身の気づきや発見、「もっと知りたい!」という気持ちを大切にしたいですし、そういう気持ちで得た知識のほうが、一方的に教えられる知識よりも頭に残りやすいのではないかと思っています。

おおかわ
おおかわ

「必要以上に教えすぎない」好奇心や知りたい気持ちを引き出すのって大事ですよね。
私自身まだ幼い息子がいるのですが、とても胸に刺さりました…!

ーー日本語教師のやりがいーー

おおかわ
おおかわ

ずばり、日本語教師をしていて感じるやりがいってなんでしょうか!

久保先生
久保先生

学生たちの成長を見たときですね!
授業中に、分からない!という顔をしていた学生が、「分かった!」という顔になるのを見たときや、
自分が教えた表現や言葉を使って話しているのを見たときなど、いつもの授業でやりがいを感じる瞬間がたくさんあります。もちろん、学生たちが目標にしていた進路に進むことが決まったときや、笑顔で卒業していくのを見たときも、日本語教師の仕事をしていてよかったなあと思います!

おおかわ
おおかわ

自分の教え子たちが成長して羽ばたいていく姿を卒業式で見る…
想像するだけで泣いてしまいそうです(涙)

♡久保先生から留学生の皆さんへ♡

日本語の勉強はもちろん、進学や生活に関することなど、
私達が力になれることがたくさんあると思います。
千駄ヶ谷での授業や、私達とのコミュニケーションで、
皆さんの留学生活をより楽しいものにしたいと思っています。
みなさんと日本語でいろいろお話したいです。千駄ヶ谷でお待ちしています!

久保先生、今回はインタビューをさせていただきありがとうございました!
広報担当も久保先生の授業を受けたくなりました😊
これからも日本語教師ライフを楽しんでくださいね★

また、久保先生のインタビュー動画のダイジェスト版がYouTubeで視聴できますので、
皆さんどうぞご覧ください📹✨